言語6分野の例題と解き方

分野の分け方と出題数は、SPI3形式の独自問題で診断する本サービス(SPI Check)の設定です。公式SPI3の出題範囲や問題数を示すものではありません。

SPI対策向けに、言語で問われる6分野を例題1問ずつと解き方つきでまとめました。1問1分が目安です。まず自分で解いてから、正解と解説を開いてください。

最終更新:

二語の関係

本サービスでの出題数: 5問

何を問うか

最初の2語がどんな関係(一種・原料・用途・同義など)にあるかを見抜けるかを問います。

選択肢を見る前に「AはBの一種」のように関係を短い文にすると迷いません。

例題

最初に示された二語の関係と同じ関係になっている組み合わせを選びなさい。 たい : 魚類

  1. A.セメント : 石灰石
  2. B.豆腐 : 大豆
  3. C.はさみ : 裁断
  4. D.銅 : 金属
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正解: D(銅 : 金属)

たい : 魚類 は「包含(一種)」の関係である。 銅 : 金属 も同じ「包含(一種)」の関係にあたる。 他の選択肢は「原料」・「原料」・「用途」であり、関係が異なる。

解き方のポイント

二語を「AはBの◯◯である」という一文にして関係を言葉にする。言葉にできれば、同じ形にあてはまる選択肢は1つに絞れる。

語句の意味

本サービスでの出題数: 5問

何を問うか

熟語や言い回しの意味を正確に知っているかを問います。

字面の印象で選ばず、意味の似た別の語との違いに注目します。

例題

次の語の意味として最も適切なものを選びなさい。 示唆(しさ)

  1. A.それとなく気づかせること
  2. B.強く要求すること
  3. C.実際にやって見せること
  4. D.はっきりと言い切ること
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正解: A(それとなく気づかせること)

「示唆」は「それとなく気づかせること」という意味である。 他の選択肢は、語感の似た別の語の意味であり、あてはまらない。

解き方のポイント

漢字の一字一字が持つ意味から推測する。ただし「気の置けない」のように、字面から受ける印象と実際の意味が逆になる語もあるので注意する。

語句の用法

本サービスでの出題数: 4問

何を問うか

同じ語が、文の中でどの意味で使われているかを見分けられるかを問います。

例文の語を別の言葉に言い換え、同じ言い換えが通じる選択肢を探します。

例題

次の文の下線部と同じ意味・用法で「とる」が使われているものを選びなさい。 責任をとる

  1. A.写真をとる
  2. B.魚をとる
  3. C.指揮をとる
  4. D.疲れをとる
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正解: C(指揮をとる)

例文の「とる」は「指揮をとる」と同じ用法である。 他の選択肢は同じ語だが、意味の異なる用法にあたる。

解き方のポイント

同じ語でも、目的語によって意味が変わる。例文の語を別の言葉に言い換えてみて、同じ言い換えが通じる選択肢を探す。

文の並び替え

本サービスでの出題数: 3問

何を問うか

ばらばらの文を、筋の通る順に並べられるかを問います。

接続詞と「これ」「その」などの指示語を手がかりに、確実につながる2文から固めます。

例題

次のア〜エの文を意味が通るように並び替えたとき、正しい順序を選びなさい。 ア. しかし一方で、同僚との偶発的な会話が減ったという指摘もある。 イ. 近年、多くの企業が在宅勤務を導入した。 ウ. そのため、対面と在宅を組み合わせる方式を採る企業が増えている。 エ. これにより通勤時間が削減され、生活の自由度は高まった。

  1. A.イ→エ→ア→ウ
  2. B.イ→ア→ウ→エ
  3. C.ア→イ→ウ→エ
  4. D.ア→イ→エ→ウ
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正解: A(イ→エ→ア→ウ)

正しい順序は イ→エ→ア→ウ。 「これにより」は在宅勤務の導入を指すので、導入を述べた文の直後に来る。「しかし一方で」が利点から欠点へ転じ、「そのため」が結論を導く。

解き方のポイント

接続詞(しかし・つまり・そのため)と指示語(この・それ)が手がかりになる。指示語を含む文は、指す対象より後ろに来る。

空欄補充

本サービスでの出題数: 4問

何を問うか

文の前後の論理に合う語句を選べるかを問います。

先に「逆接か、言い換えか、理由か」を決めると、候補はほぼ1つに絞れます。

例題

次の文の空欄に入る語句として最も適切なものを選びなさい。 この制度には利点が多い。【 】、運用に多くの人手を要するという欠点もある。

  1. A.つまり
  2. B.だから
  3. C.さらに
  4. D.ただし
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正解: D(ただし)

空欄には「ただし」が入る。利点を認めたうえで例外・留保を加えているので、限定を示す語が入る。

解き方のポイント

空欄の前後の論理関係(順接・逆接・言い換え・因果)を先に見極める。関係が決まれば、入る語はほぼ一つに絞れる。

長文読解

本サービスでの出題数: 4問

何を問うか

本文に書かれていることと、書かれていないことを区別できるかを問います。

設問の語を本文で探し、その周辺だけを読み直します。

例題

測ることと分かること

ものを測るという行為は、対象をありのままに写し取ることだと考えられがちである。しかし実際には、測るという行為そのものが、対象の見え方を大きく左右している。

たとえば、ある地域の豊かさを測るとき、住民一人あたりの所得を指標に選んだとしよう。この指標は計算がしやすく、他の地域と比べやすいという利点がある。だが、この数値には家事や介護のように、金銭のやりとりを伴わない働きは含まれない。所得だけを見ていると、そうした働きに支えられた地域の豊かさは、統計の上では存在しないものとして扱われてしまう。

これは指標の設計が悪いという話ではない。どのような指標であれ、測れるものを選んだ時点で、測らないものが必ず生じる。問題は、その選択がしばしば意識されないまま、数値だけが独り歩きすることにある。数値が並んでいると、それが対象のすべてを表しているかのように見えてしまうのである。

したがって、統計を読む者に求められるのは、示された数値の大小を比べることではない。その数値が何を測り、何を測っていないのかを問うことである。測られなかったものの存在に思い至って初めて、数値は正しく使える道具になる。

筆者は、一人あたりの所得という指標の利点として何を挙げているか。

  1. A.長期にわたって変化しにくいこと
  2. B.計算がしやすく、他の地域と比較しやすいこと
  3. C.家事や介護の価値を正確に反映できること
  4. D.住民の実感と一致しやすいこと
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正解: B(計算がしやすく、他の地域と比較しやすいこと)

第2段落に「計算がしやすく、他の地域と比べやすいという利点がある」と明記されている。CとDは本文がむしろ否定している内容にあたる。

解き方のポイント

「利点」という語が本文のどこに出てくるかを探す。設問の語がそのまま本文にある場合は、その周辺に答えがある。

12分野をまとめて解く

例題で確かめられるのは、1分野につき1問だけです。12分野・50問を25分で解くと、SPI Checkスコアと正答数がその場で分かります。

所要時間
約20〜30分
登録
不要
対応端末
PC・スマホ

登録は不要です。押すとすぐ25分の試験が始まります。